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カプリスのかたちをしたアラベスク

小説とか映画とかアニメとかサブカルな文芸界隈。批評未満。すぐにおセンチな気分になる。ご連絡は machahiko1205★gmail.com(★→@)まで。

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現実への援用として、あるいはピグマリオンの彫刻としての私小説/山本浩貴+h「草のあいだから」(文鯨2号掲載)

山本浩貴+hというちいさな小説家について、ここでぼくがかれをどう認識しているか、できるだけ正確に書いておきたい。 もっとも影響をうけた作家はだれかというありがちな質問に対し、ぼくは決まってトマス・ピンチョン、リチャード・パワーズ、そして山本浩…

むかしめっちゃハマった!スーファミのゲームソフトを10個選んでみた

※お知らせ サブブログのタイトルを「人の転職を笑うな」に変更しました。 今後とも引き続きよろしくお願いします。 急にスーパーファミコンがしたくなることがある。 大学生の時、この衝動に駆られたぼくと当時の彼女(嫁)は、思い立ってすぐに近所のゲオに…

「なぜ芥川賞作家に東大がいなくなったか」が気になる学歴コンプのお前らに俺様が答えてやんよ

三島は激怒した。かの高卒低学歴アッパラパー作家の深沢を必ず除かねばならぬと。 ちゃっす。まちゃひこです。 かの大作家、東大卒の三島由紀夫は深沢七郎に対して深い嫉妬を抱いたという話は有名だけれど、なぜまたこんなキナ臭い学歴と文学の話をのっけか…

占いハイブリッド・ババアの説得力

占いを、どこかで信じている。 そういうぼくがいないでもない。 話のネタにでもなるだろうとおもって、だいぶむかしに占い屋にいったことがある。たしかまだ学生のころだったとおもう。 相談ひとつ20分3000円という値段だった。やるかやらないか非常に迷った…

【追悼】越境的なギタリストとしてのローラン・ディアンスとその音楽

ギタリスト・福田進一によると、きょうフランスのギタリスト、ローラン・ディアンスが亡くなったという。 61歳という若すぎる死だった。 同い年、でもエコル・ノルマル音楽院の先輩だったローラン・ディアンスが亡くなったとの報せ。信じられない。昨夜、マ…

ブログ嫌いのぼくがおもしろい!とおもうブログ6選

てめぇこそクソブロガーじゃねぇかといわれたらこうべを垂れるよりほかないのだけれど、ぼくはブログが嫌いだ。 このことは、Twitterでは何度もいっている。しかしここのところありがたいことに読者さんも増え、アクセスもむかしからは信じられないくらいに…

美容室をやめて理髪店にいったら嫁とケンカになった件

昨夜、ちゃぶ台のうえに嫁氏は4000円を叩きつけた。 ぼくはその4000円を嫁氏のほうへすっと押しもどしたけれど、彼女はそれをつかむとふたたびぼくのまえに叩きつけ、 「その頭だけは勘弁してくれ」 というのだった。 これはきのうの「美容室をやめて理髪店…

「新海誠はイカ臭い童貞が喜びそうなアニメ」っていうひとことが言いたくて言えなくて震えていた件

※dis記事ではありません 今月26日、新海誠監督の新作「君の名は。」の公開がはじまる。 www.kiminona.com HPを見る限り、物語は田舎の女子高生・三葉と東京の男子高校生・瀧の見知らぬふたりが、ある日突然入れ替わってしまうというもので、設定された日本…

「ブログの成長モデル」を「べき乗則」やら「企業採用力」について考えてたときの思いつきをもとに考えてみたよ!

みなさんこんにちは。 まちゃひこのニセ科学の時間です。 先日ポジ熊さんのこんな記事を読んだのです。 www.pojihiguma.com まぁ、ブログには継続が大事!っていう話はほんとうにたくさんのひとがいってるというのもあるけれど、「ブログを続ける=継続的に…

【作家志望のひと向け】純文学5大文芸誌の文学新人賞についてまとめてみたよ!

さいきん、このブログの読者さんも増えてとてもうれしい。 今回のエントリーは「ぼくは小説を書いてる」ってことの自己紹介になればうれしいです。 ぼくは同人誌「らくせん」というものの編集長をして、文学フリマに参加したりしたことがある。 そのせいか、…

普通の小説に飽きたひとにおすすめしたい「ちょっと変わった小説」の有名どころを紹介する

今週のお題「わたしの本棚」 付き合うひとが割と本を読むひとが多いせいか、以前に比べて本(というか小説)を読むひとが増えているような気がしている。そこでちょっとGoogleトレンドを使って「小説 おすすめ」の検索数推移を調べてみました。 参考までに「…

意識低い系サラリーマンのための働き方講座/転職活動ははやいほうが良い

仕事はきらいじゃない 広告業界の片隅で営業をしていると、締め切り間際に無茶な発注が来たり、効果が悪いと無料で掲載させろとかふっかけられたり、文明社会に取り残されたババアが何を間違ったのかiPadを購入し、クソ忙しいなか使い方を教えろと半ギレにな…

好きなギタリスト(クラシック)を5人を好きな演奏と一緒に紹介する

音楽がしたい。 さいきん、すごく音楽がしたい。 ぼくは高校1年のときからクラシックギターを干支がひとまわりするくらい弾いている。ただ、クラシックギターの知名度があまりにもないので(音楽の授業のアレ、程度だ)、よくフォークギター(いわゆるアコギ…

読書男子をおとすための読書指南~これであなたもオフパッカー

おはようございます。まちゃひこです。眠いです。 又吉大先生のおかげで、全国的に読書ブームが巻き起こっているなか、 「わたしも読書男子と付き合いたい!」 とかモンモンしている雌豚がきっといるだろうな、とおもい、そういう方のためにひとつ記事を書こ…

【数学】P≠NP予想、巡回セールスマン問題を通して考える「解ける」と「解けない」

まちゃひこです。最近、屁がくさいです。 科学解説シリーズ第2弾は「P≠NP予想」についてです。 この問題はミレニアム懸賞問題とよばれる、クレイ数学研究所が2000年に発表した数学の重要問題7題で、解けたら100万ドルもらえるっていう超難問のひとつと…

【数学】モンティ・ホール問題の解説を通して考える「数学の感覚」の話

こんばんは、まちゃひこです。 月曜日が近づいてきてかなり鬱々してます。 最近のぼくのブログ、なんだかアニメの話しかしてない!!っていうことに今日気がついてしまって、いやそれはそれでいいのですが、なんというかもっと、じぶんのキャリア(笑)を活…

変奏、あるいは幾度となく読み直されること/ヒメ―ネス,「プラテーロとわたし」

プラテーロとわたし (岩波文庫) 作者: J.R.ヒメーネス,長南実 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2001/02/16 メディア: 文庫 購入: 6人 クリック: 47回 この商品を含むブログ (13件) を見る ただ単にぼくがギターを弾いたりするのが好きなひとだからにすぎ…

研究でも批評でもなく、「ボルヘスを読む」、ということ

無限の言語―初期評論集 (ボルヘス・コレクション) 作者: J.L.ボルヘス,旦敬介 出版社/メーカー: 国書刊行会 発売日: 2001/03 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る 今年数えで86になる祖母が雇ってもらっていたKさんの農業会社をクビになっ…

is in Philadelphia part 1

感覚によるか、あるいは想起によるか、いずれにせよ、そこでは人やモノや場所の存在が、それらのはかなさ、一過性についての激しい感情に浸された意識によって完全に占領されている。 クロード・レヴィ=ストロース 『サンパウロへのサウダージ』 そういう気…