カプリスのかたちをしたアラベスク

このブログはフィクションです。詳しくはプロフィール参照。

【最近のできごと】

西崎憲主宰の電子書籍レーベル「惑星と口笛ブックス」より
小説・詩・短歌のアンソロジー「ヒドゥン・オーサーズ」が発売されました。
ぼくは大滝瓶太として「二十一世紀の作者不明」という短編小説を寄稿しています。

「波 2017年7月号(新潮社)」など、雑誌にもちらほら取り上げてもらいました。

また短編集「教育と育児」も好評発売中です!


写真(photos)

かたちにすること

友だちのひろしさんの個展があった。茶屋町だった。 ぼくはひろしさんの絵をみたことがなくて、ひろしさんじたいをあまり知っているわけじゃなかったけれど、ぼくがおもっていたひろしさんとは違ったイメージの絵が多かった。それはいいことだとおもった。 …

ホームパーティー、あるいは空白をアルコールで満たしたい20代後半

大学時代のサークルつながりの後輩の職場で、帰り道、駅のホームでお酒を飲むことを「ホームパーティー」というらしく、それがけっこう笑えて妻に教えてあげると、彼女はそれがえらく気に入ったようで、酒をひとりでひっかけて帰ってくることが多くなったの…

今日の朗読会

「もし小説の第一文の石がごろごろと転がっている公園があったとして、わたしはそれをひとつ拾えば次の一文、その次の文を見つけることができるし、どんな最初の一文の石でも、それがあれば小説を書ける」 朗読会の日ぐらいは日記を書こうと前々から思ってい…

New York City

* * * 「イサム・ノグチの彫刻は、徐々に石を削らなくなる」 とダイキが言ったのはMETのなかの Water Stone の前だったのだけれども(上のやつは彼の「赤い立方体」)、彼が続けて言うのは、たとえばローマならば伝統や歴史の類は守られるものなのだけど…

おまけ

is in Philadelphia part 2

(PART1 から引き続き) 目が眩んだ。 都会は背が高すぎて重力が足りない。 足がなくなったかと思った。 (残りの写真は追々小出しで出していくかも)

is in Philadelphia part 1

感覚によるか、あるいは想起によるか、いずれにせよ、そこでは人やモノや場所の存在が、それらのはかなさ、一過性についての激しい感情に浸された意識によって完全に占領されている。 クロード・レヴィ=ストロース 『サンパウロへのサウダージ』 そういう気…