カプリスのかたちをしたアラベスク

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【最近のできごと】

西崎憲主宰の電子書籍レーベル「惑星と口笛ブックス」より
小説・詩・短歌のアンソロジー「ヒドゥン・オーサーズ」が発売されました。
ぼくは大滝瓶太として「二十一世紀の作者不明」という短編小説を寄稿しています。

「波 2017年7月号(新潮社)」など、雑誌にもちらほら取り上げてもらいました。

また短編集「教育と育児」も好評発売中です!


レオ・ブローウェルとか朴葵姫

 

 

またギターを始めることにしたのだけど、それで最近はよく音楽を聴くようになった。なんというか、手のやり場に困ることが結構あって。

学部のときはブローウェルは全然好きじゃなくて、舞踏礼賛とかはそれなりにかっこよいとは思ったけど、あとは「はいはいブローウェル笑」みたいな感じで、お腹いっぱいだった。和音ひとつ聞けばブローウェルってわかるのはいいのか悪いのかわからないのだけど、それでも自己主張の強さが苦手だったのかもしれない。

 

けれども久々に聞いたブローウェルはすごくよくて、これまで好きでもなんでもなかったブローウェルのソナタに感動して「天才だ!」って思った。途切れることなく流れるイメージと突如としてあらわれるラスゲアード、緩急の呼吸感。そして朴葵姫の演奏も素晴らしい。繊細でありながら大胆で、上品でありながら野性的。他の男性ギタリストのブローウェルよりずっといい(ブローウェルって男性の曲ってイメージが強かった。「黒いデカメロン」はまだ女性っぽい音楽な気がするけど)。

 

ちなみに、彼女の「椿姫の主題による幻想曲」の演奏もオススメ。

賛否の別れそうな演奏ではあるのだけど、ああいうアグレッシブな椿姫は華やかで、とてもよいと思う。あと彼女はフツーの女の子っぽい風貌でこういう演奏をするのがすごいエロいと思う。ずるい。