カプリスのかたちをしたアラベスク

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【最近のできごと】

西崎憲主宰の電子書籍レーベル「惑星と口笛ブックス」より
小説・詩・短歌のアンソロジー「ヒドゥン・オーサーズ」が発売されました。
ぼくは大滝瓶太として「二十一世紀の作者不明」という短編小説を寄稿しています。

発売翌日の2017年5月29日現在Amazonランキング「日本文学」部門で第3位!

また短編集「教育と育児」も好評発売中です!


2015年秋アニメのなんとか追ってるやつたち

土曜日に、

大学時代の友だちがふたり、滋賀と名古屋から我が家へ泊まりで遊びに来た。もともと年に2回くらいはうちに来ているので、ひさしぶり〜というかんじはあんまりしない、というのがなんだかおもしろい。歳をとると、というほどに歳をとってはいないのだけど、年々じぶんのからだのタイムスケールが変わっている。1日がとても短く、この前なんて2年を2日と間違えたのだった。ともあれ、半年ぶりに会っても、以前がきのうであってもなんの違和感もない。のだけど。嫁氏のお腹が大きかったので、ふたりは、
「まじかー」
と何度かいっていた。お酒を飲んでも飲みきれず、食べ物も買ったほどには食べきれず、日付が変われば眠くなった。あさ、目が覚めたら、映画のブルーレイをみて帰っていった。見たのはマイノリティ・レポートだった。

 

マイノリティ・リポート [Blu-ray]

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アニメ、みてる?

ときかれた。むかしみたいにばーっとかたっぱしから見るのは無理だなー、頭使わないやつとかさ、そういうのだとついつい見てしまうけど、それもなんだか前とたのしみ方が変わっちゃって、やなんだよね。など話した。今期追っているのは数えたら6つって、意外と多いなとおもったのだった。
 
 

 おそ松さん(studio ぴえろ)

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頭を使わないで見れるアニメといえば、今期は抜群におそ松さんが好きだ。赤塚不二夫原作の漫画「おそ松くん」の六つ子を(くず同然の)大人にした、ギャグアニメだ。このアニメの見所はなんといっても豪華な声優陣(櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由)、そしてどうやって撮っているのか不思議になるくらいの即興的なかけあい。一話一話が作画、声優の技量、いたるところが遊び心に満ち満ちた圧巻の完成度だとおもう。
 
 

ワンパンマン(マッドハウス)

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「俺TSUEEEE」の極北。手抜きモブキャラみたいなハゲでマントの主人公があまりにも強すぎて、どんな相手でもワンパンで倒してしまう。その強さゆえに、強さに虚しさをかんじている。とはいえこれもギャグ。ぼくはカッコつけたキャラクターどもがザコキャラ同然に散っていくのを見るのがすきです。シリアスシーンはその壮大な前フリです。
マンガがとてもすきで、WEB版もコミック版もチェックしている。
 
ワンパンマン コミック 1-9巻セット (ジャンプコミックス)

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すべてがFになる(A-1 Pictures)

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今期はこれを見ることを最優先しようとおもってた。森博嗣のデビュー作にして代表作、そこにキャラクターデザインが漫画家の浅野いにお。キャラクターの存在感が物語をひっぱり、気の利いたセリフがさりげなく配置される、そんな絶妙な「巧さ」をもった原作を、浅野いにおの動くキャラクターが良い陰影をつけ、なんというか、三次元的な奥行きを作品に与えている気がする。森博嗣の作品はいつでも「out of date」であってはならない。メディアミックスでは、常に現代的なデザインでなくちゃいけない。
 
すべてがFになる (講談社文庫)

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櫻子さんの足元には死体が埋まっている(TROYCA)

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画がおもしろい作品は今期はミステリかもしれない。A-1 Picturesらしいシンプルでありながら鮮やかな作画が、生に満ちた北海道の風景に紛れ込んだ「死」を、異質なものではなくむしろ日常にありふれたものとして描写している。死体をつぶさに観察(検視)し、その体になにが起こったのかを推理する。あくまでその観察じたいは個人的な感傷を含まない、科学的な姿勢だけど、死者の最後の時間を物語化するその行為にあらわれる「美」のようなものが、不思議な魅力をはなっている。
 
櫻子さんの足下には死体が埋まっている (角川文庫)

櫻子さんの足下には死体が埋まっている (角川文庫)

 

  

 

機動戦士ガンダム  鉄血のオルフェンズ(サンライズ)

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「あの花」「ここさけ」の監督(長井龍雪)・脚本(岡田磨里)による今回のガンダム。少年たちが生きるため大人たちに立ち向かってゆく話で、全然超平和じゃない。むしろ超平和バスターされてる。まだなにかコメントするのはむずかしい段階。ガンダムを全部みて、感想書くのはすごく疲れる。
  
 
終物語(シャフト)
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終物語 (上) (講談社BOX)

終物語 (上) (講談社BOX)

 

もうシャフトといえば「物語シリーズ」というイメージが強い。西尾維新の原作の雰囲気を最大限に引き出した作画、書き言葉のようなセリフの巧みな応酬、クズ系ユーモア、どれをとってもおもしろい。

最近の不満は、このアニメで「モンティホール問題」を扱って以降、やたらモンティホールのブログ記事がネット上に増えたことだ。なんか去年の冬に書いたぼくがばかみたい。

 

bibibi-sasa-1205.hatenablog.com

 

 

最近の悩み

仕事に人生を食われている。
平日は仕事のことしか考える余裕がなくて、家に帰っても疲れ切って寝てしまうだけで、しかし仕事が上手くいっているわけじゃない。きょうは、風邪をひいていることを理由に早く帰ってきた。家に着いたら7時45分で、こんなに早いのは久しぶりすぎて何でもできそうになっていまに至る。
仕事がつらい、といつもいっているのだけど、じぶん自身にそれは問題があるのもわかっている。そして、仕事以外の時間を全然大切に使えてないことも自覚している。小説を書くことは何度も挫折しているし、それ以外にもやりたいことはたくさんある。その、やりたいすべてをやろうとする努力すら、ぼくは仕事を理由に放棄している。努力ということばは嫌いだ。努力、というものは苦痛でしかない。会社員生活で学んだとおもえることは少ないけれど、じぶんのしたいことをすることにすら「努力」というものが必要なんだ、ということは、なんだかぜったいわすれちゃいけない気がしている。
 
 

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