カプリスのかたちをしたアラベスク

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【最近のできごと】

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「自分の言葉に言い換えるマン」に対して殺意の波動が止まらない!

世の中には、求めていない議論を茂みの奥に潜んでいるポケモントレーナーのようにふっかけてくる連中が多いですね。だいたいは無視しておけばいいものの、逃げられなくなることだってしばしば。なんなんですかね、あいつらほんとに。

たとえばこんなことないですか?

 

自分の言葉に言い換えられるマン
真空波動拳は最強
自分の言葉で言い換えるマン
それって言ってみれば昇竜烈波最強って感じよね
自分の言葉に言い換えられたマン
は?真空波動拳は最強っつってんだろ7兆回死にくされ

 

 

「自分の言葉で言い換えるマン」への不満集

彼らに対する不満はすごくあるのですが、それはざっと以下の感じです↓

 

「自分の言葉で言い換えるマン」は理解が粗い!

もうほんと、害悪でしかないなぁって思うのが、この「自分の言葉で言い換えるのが正義」みたいな習慣。ね、なんなんでしょういったい。こっちがいったことに対して、あえて自分の理解のプロセスをぶつけてこられても、だいたい細部が間違ってるし、てめぇの理解なんぞ知るかボケッてなりますよね。ぼくはなります。
物事を理解するためにはそれをちゃんと自分の言葉で説明できなきゃいけないっていうのは一理あるのだけれど、それが正しいのは時と場合による。
そして、一見して能動的に理解しようとしている(=やる気マンマン)だからこそ、好ましい姿勢に見えるあたり非常にタチが悪い。

でも基本は「言葉を言葉の通り理解すること」です。基本は「言葉を言葉の通り理解すること」です。大事なことなので2回言いましたよ?

これはもう絶対。だいたい噛み砕いて話しをするときって、細部の厳密さに目をつぶっているので、それをさらに自分の言葉(笑)に変えられてしまうともう全然違う意味になりかねない。

 

私がいなくなっても、第2第3の自分の言葉で言い換えるマンが現れるだろう…(シュワァァァ)

 

自分の言葉に言い換えられるマン
真空波動拳は最強
自分の言葉で言い換えるマン
それって言ってみれば昇竜烈波最強って感じよね
自分の言葉に言い換えられたマン
だいたい合ってる

 

もし会話がこんな感じで終わっていたとき、 この「だいたい合ってる」には注意が必要です。「だいたい合ってる」という言葉は往々にして「全然違うけど、面倒くさいからまぁいいや」の略です。でも自分の言葉で言い換えるマンは、自分の創りだした安易なメタファの精度などほとんど気にしません。自分の理解へのプロセスの鮮やかさに満足してるマンになっているので、もう何を言っても無駄マンなのです。すると後日、以下のようなことが起こります。

 

自分の言葉に言い換えられるマン
昇竜烈波は最強
自分の言葉で言い換えるマン
それって言ってみれば俺が貯めてたら最強って感じよね
自分の言葉に言い換えられたマン
だいたい合ってる

 

ちげぇよ。もう細部云々じゃなくて、完全に違うこと言いだしてます。マンたちが完全に見落としているのは「お前の言葉は俺の言葉じゃない」ってことです。

このように伝言ゲーム化して、誤差伝搬が起こってしまうと、もはや誰の言葉でもないただの嘘が、世の中を人知れず彷徨うことになるのです。ちょっぴり悲しいですね。

このクソみたいな特徴はどうやら意識高い系ブロガーに多いような気がします。

 

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