カプリスのかたちをしたアラベスク

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【最近のできごと】

西崎憲主宰の電子書籍レーベル「惑星と口笛ブックス」より
小説・詩・短歌のアンソロジー「ヒドゥン・オーサーズ」が発売されました。
ぼくは大滝瓶太として「二十一世紀の作者不明」という短編小説を寄稿しています。

「波 2017年7月号(新潮社)」など、雑誌にもちらほら取り上げてもらいました。

また短編集「教育と育児」も好評発売中です!


M1グランプリ2016の優勝を予想してみる

 

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M1グランプリは初回からずっと好きで、中川家が優勝したとき中学生だったのだけどすげぇうれしかったのをいまでも鮮明におぼえている。ぼくは中川家みたいなしゃべくり漫才がちいさいころから好きで、即興的で、そしてコンビの関係性が垣間見れるような掛け合いのものを、いまでも作業中にラジオ代わりにYouTubeでよく聞いている。

最初の10回の大会では、フットボールアワー、ブラックマヨネーズ、チュートリアルといった、ぼくの青春時代に関西ローカルのいまや伝説の(!?)深夜番組「?マジっすか!」で活躍していた芸人が次々と優勝していったのもグッとくるポイントだった。ぼくのなかでいまだに小杉は「ヘイヘイオーライ!」だし、徳井は「ダンス」のひとだ。

 

また、無名の芸人が突如としてあらわれるというのもM1のみどころだ。

初回大会の「麒麟」にはじまり、「笑い飯」、「南海キャンディーズ」、「スリムクラブ」、前回大会では「メイプル超合金」などの登場もひたすらうれしいおどろきだった。

とにかく、M1はロマンがつまってる。 ロマンこそM1なのだ。

M-1 グランプリ the BEST 2004~2006 [DVD]

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 お笑いに関して、熱心に見ていたのは中学~高校のときで、ここ十年くらいはテレビでたまに見るくらいになってしまって全然くわしくないけれども、今週末のM1グランプリの優勝予想をしてみる。なお、敗者復活枠について、ここでは考慮しないことにした。

 

目次

 

エントリーNo.231 アキナ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 結成4年)

2014年にキングオブコントとTHE MANZAIの両方で決勝進出、そして2015年には2年連続のキングオブコント決勝進出を果たす名実ともに実力派の若手。

準々決勝で見せたませた5歳児のネタでは、ウィットに富んだボケで独自の世界を作っていく芸風を見せた。しかしどうも「ありがち」な印象を受けて、このネタではちょっと弱い印象がある。過去のトップバッターではダイアンに近いものを感じる。

 

エントリーNo.73 カミナリ(グレープカンパニー 結成5年)

おもしろ荘で有名になったコンビ。

よくわからないイントネーションからくる必要以上に強烈なツッコミが特徴。

ツッコミで笑いをとりにいくスタイルなので、後述の「ハライチ」 の対抗になるかなぁと。ただ、ネタのテンポがはやく手数の多いハライチに比べやや不利な感じがするが、一発一発の重たさがどう効いてくるかが見所。個人的には推し。

 

エントリーNo.1843 相席スタート(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 結成3年)

コンビ名のとおり男女の恋愛を題材とした芸風のコンビ。

2013年にTHE MANZAIで認定漫才師50組に選出され、キングオブコントでも2014年から3年連続で準決勝に進出するなど、もうすぐ花が咲きそうなかんじの戦績。

個人的にあんまりおもしろさがわからないのは恋愛経験が足りてないからか!? 

 

エントリーNo.1949 銀シャリ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 結成11年)

ここから空気があったまって、大混戦になると予想。

ビジュアルも芸風も昭和の漫才師を彷彿させる正統派しゃべくり漫才で、ぼく的には大本命。

おもしろければなんでもありのM1とはいえ、やはりコントを入れるネタじゃなくて、話芸で見せて欲しいのだけれど、それに答えてくれるコンビは銀シャリに他ならない。

 

エントリーNo.2453 スリムクラブ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 結成11年)

第10回大会で突如として現れたのんびりした沖縄漫才師。M1の「4分にどれだけボケを入れられるか」という必勝法を破って最終決戦にまでこぎつけたのは素晴らしかった。今回は対照的な芸風の銀シャリの直後というのは絶妙な順番だとおもう。

 

エントリーNo.1888 ハライチ(ワタナベエンターテイメント 結成11年)

緩急が激しい中盤。スリムクラブの後にハライチとか絶対にすべらんやろ……とおもう。準々決勝ではいままでのノリボケを中盤まで出さないネタで登場。ノリボケはボケの数をとにかく4分に詰め込める強さがある。しかし、ハライチの代名詞であるこのネタが「これしかできないの?」という印象がないでもない。ただ、ハライチの強さは同じ作りのネタできっちり笑いが取れるところにあるとおもう。

 

エントリーNo.171 スーパーマラドーナ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 結成12年)

昨年に続いて2年連続の決勝進出。

個人的に正直あんまりおもしろさがわからないコンビその2。

オーソドックスな芸風なんだけど、銀シャリと比べるとどうも色褪せて見えちゃうんだよなぁ。しかも、銀シャリ、スリムクラブ、ハライチという濃い味の漫才が続いたあとという順番からも厳しい戦いを余儀なくされるんじゃないか?とおもう。

 

エントリーNo.2479 さらば青春の光(ザ・森東 結成8年)

松竹芸能の除籍騒動や先輩芸人の嫁の不倫騒動などお騒がせが多いコンビ。

2012年〜2015年の4年連続でキングオブコントの決勝に進出したものの、今年のキングオブコントは2回戦敗退。しかしM1では見事ファイナリストになった。でもなぁ〜。うーん……っていう感じがすごいある。

 

順位予想(敗者復活を除く)

以上8組の順位予想をしてみた。

まずは最終決戦通過順位。

  • 1位 ハライチ
  • 2位 銀シャリ
  • 3位 カミナリ
  • 4位 スリムクラブ
  • 5位 さらば青春の光
  • 6位 アキナ
  • 7位 スーパーマラドーナ
  • 8位 相席スタート

ハライチ、銀シャリは最終決戦に行くだろうとおもう。3位については個人的に推したいカミナリを入れた。スリムクラブの2010年の強さはインパクトで、初登場だった2010年に比べるとやっぱり弱い気がする。

最終決戦は、

  • 優勝 銀シャリ
  • 準優勝 ハライチ
  • 3位 カミナリ

と予想した。2本目はネタのレパートリーの広さから考えると銀シャリが有利な気がするし、やっぱり正統派しゃべくり漫才を高い完成度で見せるこのコンビに優勝してもらいたいというのがこの予想の決め手になった。なんというか、予想というよりも希望である。

あ、M1グランプリ2016はテレビ朝日系列で12月4日(日)18時30分から生放送です。

予想がどうなるか、そしてどこが敗者復活枠で上がってくるか楽しみ楽しみ。

 

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