カプリスのかたちをしたアラベスク

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【最近のできごと】

2018.10 昨年刊行した電子書籍短篇集『コロニアルタイム(惑星と口笛ブックス)』第39回日本SF大賞にご推薦いただきました。

2018.10 短編小説『誘い笑い』を文学ムック『たべるのがおそいvol.6(書肆侃侃房)』に寄稿しました。

2018.8 掌編小説「青は藍より藍より青」第1回阿波しらさぎ文学賞を受賞しました。

SMAPの解散が起こりえたこと

中居「お許し…」木村「無念」/SMAP5人コメ - ジャニーズ : 日刊スポーツ

 

朝、目が覚めたらSMAPが解散していた。

夢をみるような、ねむっている時間のできごとだった。

 

いまでこそあまりテレビを見ないぼくだけれど、小学生のころはすごくたくさん見ていて、夜の10時にあったSMAP×SMAPを見るためには録画しなくちゃならなかった。

このまえの極楽とんぼ山本の件もそうだけど、なんだかさいきんのテレビは、テレビに出るひとが人間であることをすごい求めている気がするというか、どこまでも道化としてデフォルメされたお笑い芸人でさえ、「実は礼儀正しい」みたいなメタ視点を導入されての人間化がなされている。

SMAPに関しては森くんが抜けるときつよくその色が出たし、なにより個々の活動がおおくなるにつれ、SMAPというアイドル像をあまり感じなくなっていたのはある。けれどひとつの偶像がこれだけ長期に、日本で影響を与え続けたというのはほとんど奇跡にちかいようにおもえる。

 

ネットを見てみると、どうやら真相は香取慎吾が木村拓哉やメリーさん側への嫌悪感がいよいよ強くなってしまったということだけれど、もうおっさんといわれるような歳になったぼくがちいさいころからアイドルであったひとたちが、いまなおアイドルであり続けることもすごいけれど、ここまで続いていたものをいまさらやめるということが起こりえてしまうということが、なんだかこわい。

偶像が壊れるときは、あまりにも現実すぎた。